バイカーたるもの、革ジャンの有名ブランドぐらいは知っておかないといけませんよね。
もっと言うなら「おれはこのブランドが好きだ」というこだわりもぜひ持っておきたいところです。
そこで今回は革ジャンブランドの中から有名どころを6つ厳選しました!
- Schott(ショット)
- AVIREX(アビレックス)
- VANSON(バンソン)
- Buzz Rickson’s(バズリクソンズ)
- THE REAL McCOY’S(リアルマッコイズ)
- Lewis Leathers(ルイスレザー)
アメリカはもちろんのこと、日本やイギリスのブランドも混ぜています。
それぞれ微妙に特徴が異なるので、
- 王道のライダースがほしい ⇒ Schott、AVIREX、VANSON
- フライトジャケットがほしい ⇒ Buzz Rickson’s、THE REAL McCOY’S
- ロンジャンがほしい ⇒ Lewis Leathers
上記のような基準で選んでみてください。
この記事に書いてあること
1, Schott(ショット)
設立 | 1913年創業 アーヴィンとジャック・ショット、二人の兄弟 |
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国 | アメリカ・ニューヨーク |
価格帯 | 5万〜11万円 |
Schottはライダースジャケットのスタンダードを作ったブランドと言われています。
その所以となったのが、1950年代に誕生した定番モデル「ワンスター」。
知らない方のために画像を上に載せておきました。
ダブルライダースで、肩の部分(エポレット)に星型のスタッズが付いているのが特徴です。
歴史と共にマイナーチェンジを繰り返してきましたが、基本的なデザインは今も変わっていません。
ライダースの歴史を語る上で欠かせない名作なので、一度は袖を通してみてほしいと思います。
ワンスターのサイズ感を知っておくと、ほかの革ジャンを選ぶときにサイズの基準が分かるので便利ですよ。
チョビ助
2, AVIREX(アビレックス)
設立 | 1975年 |
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国 | アメリカ |
価格帯 | 5万〜20万円 |
AVIREXはアメリカ空軍のコントラクター(民間軍事企業)として誕生したブランドです。
革ジャン好きじゃなくても知っているぐらい有名だと思いますが、軍隊に製品を卸していた本物のミリタリーウェアという事実はあまり知られていないんじゃないでしょうか。
2006年ごろにはヒップホップアーティストの間でも人気になり、その後、B系ファッションブランド「Echo」に権利が売却されました。
このことがきっかけでストリート雑誌でもよく見かけるようになったんですよね。
だから、レザーに詳しくない人は、ストリートブランドとして認識している場合もあると思います。
でも、歴史をたどれば本物の軍用ジャケット。その貫禄が見た目にも現れているので、ガチのミリタリーファンにはオススメです。
チョビ助
3, VANSON(バンソン)
設立 | 1974年 |
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国 | アメリカ・ボストン |
価格帯 | 5万〜20万円 |
VANSONはもともとレーシング用のレザーウェアとして誕生したブランドです。
「最高峰のレザーウェア」との呼び声も高く、品質にこだわるバイカーたちから高い支持を得ています。
肉厚な革を使い男っぽさを出しつつも表面のツヤが美しく、このギャップに心を打たれた人は少なくないんじゃないでしょうか。
創業からずっとハンドメイドにこだわっており、熟練した職人達の技が光るレザーブランドとなっています。
VANSONの商品には、すべてシリアルナンバーが付いているので、ぜひ自分だけの一着をぜひ手に入れてください。
チョビ助
4, Buzz Rickson’s(バズリクソンズ)
設立 | 1993年 |
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国 | 日本 |
価格帯 | 12万〜29万円 |
BUZZ RICKSON’Sは、フライトジャケットの歴史と誇りを追求するブランドです。
日本のブランドですが、アメリカのフライトジャケットを細部まで研究し、見事に復刻させる力を持っています。
その辺の模倣品とは違って、見た目だけをソックリにしているわけではありません。
軍用に定められた規格を忠実に守り、過酷な環境にも耐えられる本物のフライトジャケットを製造しているのです。
当時のパイロットたちが着ていたA-2やN-3Bを現代に蘇らせる日本の技術力をぜひ肌で体感してください。
チョビ助
5, THE REAL McCOY’S(ザ・リアルマッコイズ)
設立 | 1990年 |
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国 | 日本 |
価格帯 | 〜26万円 |
先ほど紹介した「Buzz Rickson’s」と同じくフライトジャケットの復刻で有名なTHE REAL McCOY’S。
もともとはイラストレーターの岡本博氏が、雑誌「POPEYE」の特集でフライトジャケットを300着作ったことが始まりでした。
この商品が予約で完売したことをきっかけにブランドを設立しています。
THE REAL McCOY’Sには兄弟ブランドが存在しており、
- THE REAL McCOY’S(ミリタリー)
- JOE McCOY(ワーク)
- Buco(ライダース)
というふうにそれぞれコンセプトが異なるので、幅広いシチュエーションに合わせて革ジャン選びができるのも魅力です。
チョビ助
6, Lewis Leathers(ルイスレザー)
設立 | 1892年 |
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国 | イギリス |
価格帯 | 10万〜20万円 |
Lewis Leathersは、多くのファッショニスタやミュージシャンに愛されているブランドです。
ざっくりと名前をあげると、
- 川久保玲(コムデギャルソン)
- 高橋盾(アンダーカバー)
- 幹田卓司(ウルフズヘッド)
- 藤原ヒロシ(デザイナー)
- 甲本ヒロト(ブルーハーツ)
など、名だたるメンバーがこぞってLewis Leathersを着用しています。
その理由として考えられるのが、ロンジャンのスタイリッシュさと歴史的背景です。
ロンジャンはアメジャンと比べて作りが細く、ファッション性の高さを感じさせてくれます。
また、1970年代のイギリスでは、ストリートファッションとしても定着しました。
オシャレな革ジャンスタイルを目指すなら、ぜひロンジャンを取り入れてみるのがいいんじゃないでしょうか。
アメジャンとロンジャンの違いについては、こちらの記事(リンク)でも触れているのでよかったら参考にしてください。
チョビ助
まとめ
今回はおすすめ革ジャンブランドとして、6つ紹介しました。
はっきり言ってどれを買っても間違いないです。
でも、それぞれ得意分野が違うので、
- 王道のライダースがほしい ⇒ Schott、AVIREX、VANSON
- フライトジャケットがほしい ⇒ Buzz Rickson’s、THE REAL McCOY’S
- ロンジャンがほしい ⇒ Lewis Leathers
こんな風に選ぶといいと思います。