みなさん、雨対策してますか!?
うちの子はキズシミもアジだと思って対策していませんでした。今までは。
でも最近の天気は不安定で、いきなり雨に降られることも多くなってきたので、さすがに雨対策をすることに。
雨ジミも増えすぎるとカッコ悪いなって。
今回は、巷で最強と噂されているコロニルの1909プロテクトスプレーを使ったので、合わせてレビューしますね。
バッグの撥水スプレーはどう決めるべきか
撥水スプレーは、たくさん種類があって迷ってしまいますよね。
今回は革のビジネスバッグに使うのでレザー用のスプレーを買いましたが、基本的には用途に応じた物を買うようにしてください。
例えばナイロンのビジネスバッグなら、ナイロンに使える撥水スプレーを選ぶということです。
メーカーごとに専用品が販売されています。
・コロニルという選択肢
革といえばコロニル、コロニルといえば革。
というぐらい僕が信頼をおいている皮革ケア製品メーカーのコロニル。
そのコロニルの中でも、最高峰として作られている1909シリーズ。
手入れのときのクリームも1909を使っていますが、今回の撥水スプレーも迷わず1909でいきます!
撥水スプレーにしては値段が2000円と、ちょっと高いのが難点ですね。
1909 シュプリームプロテクトスプレーで撥水加工しよう!
それでは、いざ使っていきましょう。
まずは、革表面に余分なものがついていないか確かめます。
ブラシをかけてホコリを落とすだけでもいいですし、いいタイミングなのでレザークリームを塗ってメンテナンスを一緒にしてしまうのもアリだと思います。
撥水スプレーには汚れがつきにくくなる防汚効果がありますから、綺麗な状態をよりキープできるようになりますよ。
1,スプレーは遠くから吹く
ということで、ホコリを落として綺麗な状態になったバッグへスプレーを吹いていきます。
基本的には
- 目立たない部分で試す
- 細かい部分から先に吹いていく
- できるだけ遠くから吹く
この3点を守れば失敗することはないでしょう。
2,一番最初はバッグの底から
ウチの子は、底まで全部同じような素材で出来ているため、底部分から最初に仕上げていきます。
これで全体の仕上がりを想像できるわけですね。
(必ず、スプレーは換気しながら吹いてください。)
気をつかいながらバッグをひっくり返して、底部分にサッと一吹き様子を見ます。
革の表面がうっすら湿る程度が推奨されています。(30cm四方に4秒が目安)
外でスプレーするときは、バッグが汚れないように新聞紙などを敷くといいですね。
スプレーの説明書きに「20センチ以上離して吹いて下さい。」と書いてあるのですが、実際には30センチ程度空けておくと、初心者でもムラなく塗れます。
(※遠くに離せば離すほどムラなく塗れるようになりますが、その分だけ捨てスプレーが多くなるので塗れる面積が少なくなります。)
3,感覚を掴んだら次へGO
底面へのスプレーで感覚を掴んだら、次は細かい部分に吹いていきます。
なんとなく全体を塗りたくなりますが、グッとこらえてスプレーがしづらい場所へシュシュッと吹いておきましょう。
雨などの水分は上から下に向かって落ちてくるので、流れをイメージしながらスプレーしていくといいですね。
忘れがちな段差部分も吹いておきましょう。
4,角部分を忘れるとあとで辛い思いをすることに
四角いビジネスバッグだと、初心者は角にスプレーすることを忘れがちになります。
ですが、ここを忘れると雨の日に泣きを見ることになります。
必ず、必ず!角にも忘れずにスプレーしてください。
5,最後はまとめて全体へ
細かい部分の塗りが終わったら、最後はまとめてシャーってかけてしまいましょう。
これが気持ちいいんですよね。
んー、大きな部分を塗るのは爽快ですっ!
6,これを3回繰り返します
ここまで来たら終わりかなーと思うんですけど、あと2回頑張りましょう!
じつは、初めてバッグに撥水スプレーをするときは何回か繰り返さなければ確実な撥水効果を得ることができません。
一度仕上げてしまえば、あとはしばらく大丈夫ですし、最初が肝心ということですね。
回数を重ねるごとに色合いが落ち着いてきます。
7,仕上げが楽しい
スプレーが乾いたら、最後は楽しい仕上げが残っています。
注意書きには、スムースレザーならポリッシングクロスで乾拭き、起毛皮革(スエードなど)はブラッシングで毛並みを整える、と書いてあります。
もちろん今回のビジネスバッグはスムースレザーですから、ポリッシングクロスで念入りに表面を滑らせていきました。
「おおっ!?」
見た目は変わりませんが、手触りがなんとなく違います。
撥水スプレーが本当に水を弾くのか防水実験!
撥水スプレーの効力を試すために防水実験をしました!
こんな感じでパラパラっと弾いてくれるんですね。
わざと水滴をそのままにしてみましたが、とくに雨ジミになることもなかったです。
若干スプレーが甘い部分は染み込んだりしましたけど、そこもシミになることはありませんでした。
不思議な感じです。
まとめ
僕とコロニルは長い付き合いということもあって、コロニル製品は無条件で信頼しています。
いつも期待以上の効果を発揮してくれて本当にありがたいですね。
というわけで、ヌメ革の防水・撥水加工の工程はこんな感じの流れになります。
みなさんも試してみてくださいね。