【種類が豊富!】GANZOの定番「コードバンシリーズ」を徹底解説しましょう!

GANZOのコードバンシリーズの長財布

革のダイヤモンドとも評されるコードバン。

加工や手入れが難しい代わりに極上のエイジングを見せてくれます。

馬のお尻の革の特別な部分ということで、牛革とは違って強靭さが特徴です。

そして、コードバンは財布に使われる素材の中でも最上級とされている革なのです。

というわけで今回は、GANZOから4種類出されているうちの一つ、スタンダードな「コードバンシリーズ」について説明していきます。

ちなみに、コードバンは希少性の高い革なので、一度売り切れるとしばらく入荷がないのが難点だったりします。

(※どのメーカーでも在庫確保に頭を抱えてるため、気になったら多少無理をしてでも買っておくことをオススメします)

GANZOのコードバン一覧を見てみる

 

GANZOのコードバンの財布シリーズ4種類

ganzoのコードバン4種類

GANZOでは4種類のコードバンシリーズを販売しています。

▼主な仕様の違いは下記の表をご覧ください。

コードバン 外装:国産コードバン
内装:国産牛ヌメ 
コードバン オーセンティック 外装:国産コードバン
内装:ホースハイド
コードバン ルチダ 外装:国産コードバン
内装:国産コードバン
シェルコードバン 外装:ホーウィン社 シェルコードバン
内装:ホーウィン社 シェルコードバン / 牛ヌメ

今回の記事で紹介するコードバンシリーズは内装が牛ヌメ革。

残った他3種類のシリーズは内装にコードバン、もしくは馬革を使用しているのが特徴。

そしてコードバンルチダは、今回紹介しているシリーズの上位互換になります。

「あー、やっぱりオールコードバンが良かったなー」

なんて思うような性格の人はルチダも視野に入れておきましょう。

財布は何年も使うものなので、数万円程度の差額なんて実質無料みたいなもんです。笑

≫ コードバンシリーズの一覧を見てみる

 

【参考】
2種類の馬革が渋い!GANZOの「コードバンオーセンティック」シリーズ!

GANZOで唯一の国産オールコードバン「コードバンルチダ」は染色技術が最高!

GANZOの高級ライン「シェルコードバン2」は最上級シリーズです!

 

コードバンシリーズの特徴

GANZOのコードバンシリーズ

ブランド GANZO
外装 コードバン
内装 牛革ヌメ
財布の価格帯 36,300円〜63,800円(税込)
生産国 日本

さて、今回はスタンダードなコードバンシリーズの紹介なのですが、大きな特徴は3つ。

  • 外装は国産コードバン・内装は牛革を使用
  • 植物タンニンなめしの水染めコードバンだよ
  • 財布以外のシリーズも充実

使われているのは国産の水染めコードバン。

安価だからといって国産コードバンを舐めている人がいますがもったいない。

海外製の革は輸入関税の関係で価格が上がるため、素材価格を割高に支払っているだけなのです。

なので、革が好きという方はもちろん、「コードバンを使ってみたいけど、うまくお手入れ出来るかちょっと不安…。」なんて方にもオススメ。

また、GANZOのコードバンシリーズは、キーポーチ・定期入れ・パスケースなど、財布以外のアイテムも充実していて統一感を出せるのもいいところですね。

 

【外装】国産コードバンについて

GANZOのコードバンシリーズは国産の植物タンニンなめしのコードバン

GANZOのコードバンシリーズの素材は、「国産の植物タンニンなめしのコードバン」を水染めされたもの。

丁寧に染め上げたあとにオイルフィニッシュを施されているため、牛革などと比べて透明感と光沢が段違いなんですよね。

顔料染めのコードバンは巷に溢れていますが、このタンニン鞣しで作られているコードバンはほとんどありません。貴重です。

 

ちなみに、日本でコードバンをタンニンで鞣すことができるタンナーは「新喜皮革」の1社しかありません。

新喜皮革で鞣したあと、コードバンを染める専門会社「レーデルオガワ」で染め上げているという贅沢な仕様。

そういう仕様で作られているため、世界レベルで見てもトップクラスのコードバンなわけです。

 

【内装】国産ヌメ革

GANZOの中でも、この内装に牛革を使用したコードバンシリーズはカジュアルに使えるので初心者にもオススメ。

すべてコードバンでできた財布よりも安価で購入出来るのがいいですよね。

経年変化をガッツリ楽しめる牛ヌメ革を使用しているので、外装のコードバンとのコントラストも楽しめます。

大人っぽいツートンの色使いがオシャレです。

 

GANZOのコードバンシリーズの財布紹介

まずはGANZOのコードバンシリーズを詳しく紹介していきますね。

コードバンシリーズの特徴は、

  • コードバンと牛革の財布
  • 日本製のコードバン
  • スタンダードな定番シリーズ

カラーバリエーションも5色あり、長財布でも5万円ほどで購入できるので初心者から上級者までオススメのシリーズとなっています。

 

CORDOVAN (コードバン) ラウンドファスナー長財布

GANZOのコードバンラウンドファスナー長財布

サイズ 100×195mm マチ25mm
札入れ 2個
小銭入れ 1個
カードポケット 12個
内ポケット 2個
素材 外装:コードバン
内装:牛革ヌメ
生産国 日本
値段 63,800円(税込)

大人気のラウンドファスナー。

コードバンの透き通った輝きのある財布なんですが、僕が一番推したいのが赤く引かれたコバ。

この赤いラインが入ることによって、外観が引き締まってスマートに見えます。

また、ファスナーを開くと、内装カードポケットのコバにも赤いラインがチラリ。

これこそが「遊び心のある」の紳士財布ですね。

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CORDOVAN (コードバン) ファスナー小銭入れ付き長財布

GANZOのコードバンファスナー小銭入れ付き長財布

サイズ 90×190mm 厚さ18mm
札入れ 1個
小銭入れ 1個
カードポケット 10個
素材 外装:コードバン
内装:牛革ヌメ
生産国 日本
値段 51,700円(税込)

4種類のコードバンシリーズの中でもスタンダードかつ一番リーズナブルなのがこの長財布です。

コバと縫い目がキレイだったらシルエットが引き締まってきれいに見えるんですよね。

ルチダだと99,000円、シェルコードバンだと102,300円しますからね。

というか、他のブランドのコードバン財布と比べてもこの値段は安いです。

縫製やコバの作りもGANZOらしい丁寧な作りなのに、この値段で買えるのはシンプルに凄い!

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CORDOVAN (コードバン) 小銭入れ付き二つ折り財布

コードバンの小銭入れ付き二つ折り財布

サイズ 92×113mm 厚さ32mm
札入れ 2個
小銭入れ 2個
カードポケット 4個
内ポケット 3個
素材 外装:コードバン
内装:牛革ヌメ
生産国 日本
値段 40,700円(税込)

二つ折り財布はケツポケットで圧力をかけられるため、エイジングが早いのが特徴です。

内装のヌメ革もゴリゴリ変化していくのが嬉しいですね。

キレイに捻引き・コバ処理をして、縫製も整っている。この仕様でこの価格は驚きです。

GANZOのロゴもカッコいいですねー!

コードバンと牛革、この2つのコントラストとエイジングを楽しみたい方にオススメの財布です。

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CORDOVAN (コードバン) 通しマチ長財布

コードバン通しマチ長財布

サイズ 92×190mm マチ17mm
札入れ 2個
小銭入れ 0個
カードポケット 8個
内ポケット 0個
素材 外装:コードバン
内装:牛革ヌメ
生産国 日本
値段 42,900円(税込)

小銭入れがない、いわゆる「束入れ」というものですね。

カードとお札だけを収納する通しマチの財布なので、

  • キャッシュレスメインの方にオススメ
  • 小銭を触らないので革がお金で汚れにくい
  • お札が100枚以上入る

というメリットがあります。

こういう財布を、同じ素材の小銭入れと一緒に持ったらかっこいいんですよねー。

持っているだけでワンランク上の男になった気がします。

お札だけではなく領収書もガンガン入っちゃうのが意外と便利なんですよ。

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CORDOVAN (コードバン) BOX小銭入れ

コードバンのボックス小銭入れ

サイズ 75×80mm 厚み20mm
小銭入れ 1個
素材 外装:コードバン
内装:牛革ヌメ
生産国 日本
値段 19,800円(税込)

内装が牛革とはいっても、国産コードバンの小銭入れを2万円以下で購入できるのはかなりお得。

「コードバンの革質をちょっと体感してみたい」という方にもオススメです。

手にすっぽりと収まるシンプルなサイズ感で、小銭を見やすく使いやすいボックスタイプ。

ポケットに入れて持ち歩きこまめにお手入れをすることで、コードバン特有のエイジングが楽しめますよ。

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GANOZOのコードバンエイジング

ganzoのコードバンのお手入れ方法

コードバンは、手入れをしっかりとすれば本当にキレイなエイジングをしてくれるんですよね。

GANZOのブログでお手入れとエイジングの写真がありました。

コードバンのお手入れは馬毛ブラシと乾拭きがメインになります。

  • ブラッシング
  • クリームを塗布
  • ブラッシング
  • 乾拭き

クリームを塗布する前にしっかりとブラッシングをすることで、革の繊維に入り込んだ目に見えない汚れとホコリを落とすことが出来ます。

また、クリームを塗るタイミングは2〜3ヶ月に1回で十分です。

塗り過ぎたら逆に艶がなくなりがかすんでしまうので注意です。

しっかりとお手入れして使用すればツヤッツヤの光沢のある財布になっていきますよ。

 

GANZOとはどんなブランド?

GANZOとは?

GANZOは、ハイブランドのOEMを手掛ける「AJIOKA」のオリジナルブランド。

  • 最高級革を使用している
  • 縫製やコバ処理がしっかりしてる
  • 経年変化にこだわったブランド

こういった理由から昔からの根強いファンも多く、GANZOは日本のメンズ革財布業界でもトップクラスと呼ばれています。

創業100年以上の老舗の鞄工房「AJIOKA.」がノウハウを惜しみなくつぎ込んで作り上げたブランドなので信頼度も高いです。

そして、今回はGANZOで最もシンプルなコードバンシリーズのご紹介です!

 

▼GANZOというブランドについて詳しくはこちら
GANZOのコードバンの財布の画像 GANZO(ガンゾ)って本当に高品質なの? 財布とレビューを徹底解説

 

GANZOコードバンのまとめ

ganzoのコードバン長財布

「レーデルオガワの水染めコードバン」と「国産牛ヌメ革」を使用したコードバンシリーズ。

コードバンとヌメ革のエイジングを同時に楽しむことが出来るのがこのシリーズのいいところですね。

しかも、こんな贅沢な仕様なのにGANZOの一番スタンダードなシリーズという驚き。

シンプルなのに飽きがこない素材感なため、オシャレな財布をお探しの人にオススメですよ。

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