GANZOの「カジュアルブライドル」ってどんな財布? シンブライドルとの違いは?

ganzoのシンブライドルとブライドルカジュアルの二つ折り財布

日本製のメンズ財布ブランドとしては上位5本の指に入る「GANZO(ガンゾ)」。

老舗ブランドだからこそできる製作過程には一切の妥協がなく、実物を手にすれば、本物を作り続ける!という強い意志が伝わってきます。

だからこそ多くの人に愛され続けているんですね。

今回はそんなGANZOの「ブライドルレザー」に焦点を当てて、詳しく紹介していきましょう!

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チョビ助

ちょっと高いけど、長く使うならGANZOはめちゃオススメです!

 

GANZOのブライドルレザー

シンブライドルとブライドルカジュアルの違い

株式会社味岡が運営するGANZO。

老舗OEMメーカーとして妥協のない素材選び、妥協のない縫製、妥協のないデザイン、が素晴らしいです。

そして、展開されているブライドルレザーの財布は大きくわけて2つ。

  • THIN BRIDLEシリーズ(シンブライドル)
  • BRIDLE CASUALシリーズ(ブライドルカジュアル)

この中でもシンブライドルは、コードバンシリーズの次いで人気のシリーズなんですよね。

 

イギリスのセジュウィック社のブライドルレザーだよ

GANZOで使っているセジウィック社のブライドルレザー

1000年以上続くイギリスの老舗タンナー「セジュイック社(セドウィック社)」は鉄板でしょう!

ある程度値段の高いブライドルレザー財布の多くが、セジュイック社製を使用していると言っても過言ではないほど有名なタンナーさんです。

そしてGANZOのブライドルレザーは、この革が基本となっています。

じつはシンブライドルも、ブライドルカジュアルシリーズも、どちらも同じセジュイック社のブライドル素材を使っています。

伝統的な製法で鞣されたブライドルレザーで、エイジングにも期待ができる革なんですよ。

さてここからは、シンブライドルとブライドルカジュアルの違いを説明していきますね。

 

シンブライドルシリーズの特徴

GANZOのシンブライドルシリーズ

まずは人気の「シンブライドルシリーズ」から。

参考として、GANZOの財布ランキングではコードバンの財布の次に、シンブライドルの長財布がエントリーしています。

大きな特徴としては、内装にミネルバ・ボックスを使用しているという点です。

ミネルバ・ボックスは、イタリアの「バダラッシィ・カルロ社」というタンナーのシボ革です。

鞣す段階でオイルをたくさん含んだ革なので、時間と共に色の深みが増していきツヤツヤ飴色へと変化していくんですよね。

革マニアにもファンの多い、めちゃ良い革です。

また、ミネルバ・ボックスとブライドルレザーはエイジングの相性がとてもいいんですよ。

ということで、使えば使うほど味わいのある財布へと変化していくのがシンブライドルシリーズなんです。

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ブライドルカジュアルシリーズの特徴

GANZOのブライドルカジュアルシリーズ

次はブライドルカジュアルを説明していきましょう。

シンブライドルとの違いは大きく3つ。

  • ブライドルカジュアルは内装もブライドルレザー
  • 両面ブライドルなので高級感がある
  • ステッチの色が白

内装にミネルバ・ボックスを使用したシンブライドルに対して、ブライドルカジュアルシリーズは外装・内装ともにブライドルレザーを使用しています。

両面にブライドルレザーを使用しているので、エイジングもさることながら堅牢さがアップしているわけです。

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ステッチがカッコいい

GANZOのカジュアルブライドルの白ステッチ

そしてブライドルカジュアルの中でもっとも「カジュアル」な部分が、ステッチの色。

ブライドルレザーの財布ってフォーマル寄りなのに、ステッチに白い糸を使用することでカジュアルさを出してきているんですね。

GANZOの縫製はとてもキレイなので白いステッチが映えますね。

両面ブライドルのおかげでスーツにも私服にも合わせたい!というオシャレな方におすすめなのです。

「どうしても白ステッチじゃないほうがいい」という方には、パターンオーダーやクリームで染めてしまう、といった手もあります。

GANZOでは、革、ステッチの色、金具を選んで自分だけの財布をオーダーできるパターンオーダーがあるので気になる方はこちらも検討してみてはどうでしょう。

チョビ助

ステッチが白なので、飽きたら色付きクリームで染められますよ。

 

シンブライドルシリーズのおすすめメンズ財布

ここからはガンゾの財布の中からピックアップした財布を紹介していきますね。

シンブライドル ファスナー小銭入れ付き長財布

GANZOのシンブライドルの長財布の画像

サイズ 9.0×19.0cm マチ2.0cm
札入れ 1個
小銭入れ 1個
内ポケット 2個
カードポケット 12個
素材 外装:イギリス製ブライドルレザー
内装:イタリア産ミネルバ・ボックス
生産国 日本
価格 42,900円(税込)

シンブライドルの中でも一番人気の商品が、このファスナー小銭入れ付き長財布。

紙幣、カード、小銭が収まるオールインワンなのが便利です。

また、一見シンプルな財布にみえますが、よく見るとファスナーが1段下がった作りになっています。これによってファスナーが財布内に収まりやすくなっているんですね。

さらに、1段下げるメリットはほかにもあって、財布をパッと見たときにファスナーが見えないという配慮も含まれています。

これは「閉じた状態でファスナーが見えたらカジュアルさが出てしまうから」というGANZOならではのマニアックなこだわりです。

使いやすさだけではなく、見た目の高級感にも工夫があるのが老舗ブランドの矜持でしょう。

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シンブライドル ラウンドファスナー長財布

GANZOのシンブライドルラウンドファスナー長財布

サイズ 9.7×20.0cm マチ2.0cm
札入れ 2個
小銭入れ 1個
外ポケット 1個
内ポケット 2個
カードポケット 8個
素材 外装:イギリス製ブライドルレザー
内装:イタリア産ミネルバ・ボックス
生産国 日本
価格 52,800円(税込)

長財布もカッコよかったのですが、こちらのラウンドファスナーもしっかりとポイントを押さえていていますね。

内ポケットのマチを広くとっているので、口が大きく開いて見やすいようになっています。

男性の手は女性よりも大きいので、大きく開く財布は嬉しいですよね。

また、メンズ財布では珍しい背面ポケットは、Suicaやレシートを入れるのにはもってこい。

見た目の高級感もさることながら、痒いところに手が届くラウンドファスナーです。

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シンブライドル 大型二つ折り財布

GANZOのシンブライドル大型二つ折り財布

サイズ 9.3×11.5cm マチ3.0cm
札入れ 2個
小銭入れ 2個
カードポケット 4個
内ポケット 3個
素材 外装:イギリス製ブライドルレザー
内装:イタリア産ミネルバ・ボックス
生産国 日本
価格 40,700円(税込)

こちらの二つ折り財布は、スタンダードなものとはちょっと違って大容量になっています。

厚みが少し増えているものの、カードや小銭がシッカリ入れられるタイプ。

さらにはGANZO謹製の、縫製、コバも、念引きも、妥協なく作り上げているので見るだけで気持ちがいいですね。

こういった二つ折りは面積が少ない分、革財布特有のカッコよさが凝縮されている気がします。

ガシガシ使ってエイジングさせるもよし、丁寧にメンテナンスして革の変化を楽しむもよし。

GANZOの細かい作り込みが堪能できる仕様になっています。

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ブライドルカジュアルシリーズのおすすめメンズ財布

ここからはブライドルカジュアルシリーズを紹介していきます。

カジュアルを推している財布なのに高級感はフォーマルのシンブライドル以上に。

ブライドルレザーが好きな方はこちらの方が絶対に満足度が高いでしょう。

ブライドルカジュアル ファスナー小銭入れ付き長財布

GANZOのブライドルカジュアル長財布

サイズ 10.0×19.0cm マチ2.0cm
札入れ 1個
小銭入れ 1個
カードポケット 12個
素材 外装:イギリス製ブライドルレザー
内装:イギリス製ブライドルレザー
生産国 日本
価格 50,600円(税込)

シンブライドルと基本的な構造は同じですが、同じ色の革を使っているので重厚感がありますね。

小銭入れの中など、裏地にはヌメを使用しているので中を開くと思わずニヤリ。

派手すぎずシンプルすぎず、飽きないデザインとなっています。

このように縫製や念引きをしっかりとして、切り目磨きで仕上げるのは工程数も多く非常に手間暇が掛かります。

素人が見ても明らかに格の違いが分かるので、所有欲が満たされますよ。ふふふ。

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ブライドルカジュアル 小銭入れ付き二つ折り財布

GANZOのブライドルカジュアル二つ折り財布

サイズ 9.2×11.0cm マチ3.0cm
札入れ 2個
小銭入れ 1個
カードポケット 4個
内ポケット 3個
素材 外装:イギリス製ブライドルレザー
内装:イギリス製ブライドルレザー
生産国 日本
価格 46,200円(税込)

カジュアルといえば二つ折り財布!こちらの内装は定番のシンプル仕様です。

一見、白ステッチが目立つかな?と思いますが、これがスーツだけじゃなく、ジーンズやチノパンに合うんですよね。

財布を開くとGANZOのロゴがドーンとありますし、両面ブライドルは本当にカッコいいです。

ただ、馴染むまで時間がかかるためエイジングするまでに時間はかかります。

財布と長く付き合っていくつもりならこういう財布もいいですね。

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GANZOのブライドルウォレットまとめ

革小物ブランドGANZO表参道店の財布の画像

今回はGANZOの「シンブライドル」と「ブライドルカジュアル」を紹介しました。

シンブライドルの方が人気なのですが、やはりリーズナブルで、ビジネスシーンにも使いやすいというのが理由かなと思います。

個人的には、ブライドルレザーを楽しめるカジュアルブライドルも結構おすすめだったりします。

それぞれにこだわりがあってどちらを買うのか迷ってしまいますよね。

GANZOは僕から見ても、革質と縫製技術で国内トップクラスです。ぜひ一度手にとって見てみてください。

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