【レビュー】3万円台で買えるクロコ財布!革芸人の「ナイルクロコダイル 手染めL字ジップ長財布」

革芸人のナイルクロコダイル 手染めL字ジップ長財布

数あるクロコダイルの中でも。日本でポピュラーなワニ革「ナイルクロコ」。

普通は安くても5万以上するナイルクロコダイルの財布。

ですが今回、3万円台で買えるラウンドファスナーがあったので実際にレビューしていきますね。

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ナイルクロコダイル 手染めL字ジップ長財布の詳細

ブランド KAWAGEININ
品番 KG-lgw003
サイズ 200×100mm 厚さ20mm
重さ 140 g
素材 外装/ナイルクロコダイル
内装/ナイルクロコダイル・牛革・ポリエステル(カードポケット裏)
札入れ 2個
小銭入れ 1個
カードポケット 18個
マルチポケット 2個
パスケース 2個
生産国 日本
価格 39,600円(税込)

なんと言っても一番の特徴は安さです。

普通、ナイルクロコダイルの財布といえば5万円以上はするのが普通なんですよね。

3万円台で手染めのナイルクロコダイルが買えるなんて安すぎです。笑

もちろん安い理由もあるのですが、そのへんも含めてレビューしていきますね。

あと、販売サイトではカードポケットが12個と書かれていますが、実際は18個の間違いです。

 

革芸人ってどんなブランド?

まずは革芸人についてちょこっと紹介しますね。

「株式会社革芸人」は2008年に設立されたクロコダイル専門の革小物ブランドです。

クロコダイル専門とうたっていますが、オーストリッチやダイヤモンドパイソンなども扱っているので、エキゾチックレザー専門と言った方が正しいかもしれませんね。メインはクロコダイルです。

素材選びからこだわり、日本国内生産でエイジングにこだわった財布を作っています。

ちなみに、革芸人で使用しているクロコダイルレザーの染色は全て日本国内しているそうですよ。

今回みたいなリーズナブルなクロコ財布以外に、高級な一枚革を使ったクロコの財布も扱っています。

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ナイルクロコダイル 手染めL字ジップ長財布のレビュー

というわけで、順番に見ていきましょう。この財布の特徴として、

  • L字ファスナーの長財布だよ。
  • 手染めのナイルクロコ。
  • カードがたくさん入るよ!
  • 3万円台という安さ!

この辺がポイントになりますね。

上の写真がこちらが届いた状態。品質保証書が一緒に同封されていました。

封筒の中には保管・お手入れ方が書かれた紙も同封されていますよ。

 

【外装】ナイルクロコダイル

まずは外装から見ていきましょう。

外装に使われている革はナイルクロコダイル。

ナイルクロコダイルは数あるクロコダイルの中でもポピュラーな高級革という立ち位置ですね。ヨーロッパでは古くから高級品用の素材に扱われているそうです。

それにしてもこのグラデーション最高じゃないですか?

鞣し、染色(手染め)、仕上げ、これらすべての工程を日本のタンナーでおこなった革を使用しています。

表面にはバラ傷もちょこちょこあって、よく見るとその部分の色味が違うんですよ。

マットな質感・グラデーション・バラ傷、この3要素が交わって、とってもワイルドな印象を与えてくれます。

 

一枚革じゃないので注意!

販売サイトでは分かりづらいので補足しておくと、背面を見ると2枚のナイルクロコダイルを縫い合わせているのが分かります。

なるほど、これが安く買える理由ですね!

一枚革を使用したクロコダイルは値段が8万円以上になってきますからねー。

「ナイルクロコの財布が欲しい!でも予算が…。」という方にもオススメです。

国内で鞣されて染色されたナイルクロコが4万円以下で買えるのは本当に驚きです。

 

縫製&コバ

縫製のラインにこだわりがある僕からして見れば普通かなーという評価ですね。

ミシン縫いで、よーく見ると縫い目の間隔が少し気になるんですよね。

それが悪いというわけでは無いです、僕がこだわり過ぎてるだけなので参考程度にお願いします。笑

コバはヘリ返しを採用しています。

切り目とは違って全体的にすっきりとした印象になるのでクロコダイル革をより一層楽しむことができますね。

 

ファスナーはYKKだよー!

ファスナーは日本最大手、YKK製のものを採用しています。

L字ジップの財布は開閉のしやすさがとても重要ですからね。

YKKのファスナーなのでカーブで止まらず、スムーズに開閉できますよ。

 

【内装】容量も充分で薄い設計になってるよ!

内装には主に牛革を使用しています。

クロコダイルの財布って分厚くなりがちなんですが、この財布はかなり薄めでスタイリッシュに使えるようになっています。

それでいて合計18枚のカード入れと、パスケースが2つ付いているんです。

キャッシュレス化が進んでいるのでカード入れが多くて薄い財布は本当に助かります。

 

ナイロンが使われてるよ!

ひとつ残念な点をあげるとするなら、見えない部分にはナイロン素材が多く使われてるというところでしょうか。

小銭入れの内部や、マルチポケットの内部もナイロンなんですよ。

実はこれには理由があって、内装をすべて牛革にすると厚みがでてしまうんですよね。

あと値段が確実に4万円以上になります。笑

薄さと価格を追求した結果ということですね。

ナイロンを使っていないクロコ財布が欲しい方にはオススメしません。

 

実際にお金とカードを入れてみたよー!

というわけで、実際に財布にカードとお金を入れてみました。

順番に説明していきますね。

 

カード入れ(パスケース)

カードポケットとカード入れは大容量の合計20枚。

両サイドに6個ずつ、小銭入れに6個のカードポケットと2個のパスケースが付いていますね。

片マチタイプのL字ファスナーに加えて、小銭入れの底部がくっついていない可動式なのでカードをたくさん入れても見やすくていい感じです。

薄さを重視しているため革が柔らかいですね。

パスケースの上段に普通の大きさのカードを入れると沈んでしまったので、やはり少し大きめのカードやポイントカードがいいかもしれません。笑

 

小銭入れ

かなり多めに小銭を入れてみたんですがガッツリ収まりましたね。

小銭入れにはファスナーやかぶせがありませんが、逆さにしたり振ってみても小銭がこぼれることはありませんでした。

中央に小銭がまとまってくれるので取りやすいですよ。

 

お札入れ

お札に関しても文句なしですね。

口が大きく開くのでお札も取り出しやすいです。

10枚以上のお札を入れてもまだ余裕がありました。

 

財布を閉めてもこの薄さ!

小銭やカードをこれだけ入れてもほとんど変わらない薄さでした。

パンパンになってファスナーが開けにくいなんてこともなさそうですね。

一般的なクロコのラウンドファスナーよりもたくさん入って薄いのはポイント高いですね。

 

革芸人の財布のお手入れ方法

同梱されていた封筒には、品質保証書と一緒にお手入れ方法が書いた冊子もついていました。

普段のお手入れは定期的にブラシでホコリを払い落とすのがいいようです。

ホコリや汚れが付着していると万が一水がついたときにその部分だけ汚れが固着して拭き取れなくなってしまうんです。

保管についても、高温多湿を避けて風通しの良いところに保管しましょう。カビが生えたら手遅れですからね。

湿気を取るために乾いた紙などの詰め物をして、買ったときに付いている保管袋に入れて、風通しの良いところに吊るしておくのが一番おすすめです。

 

ナイルクロコダイル 手染めL字ジップ長財布のまとめ(評価)

さて、今回は革芸人のナイルクロコダイル手染めL字ジップを紹介してきました。

  • 革のなめしと染色・加工のすべてを日本でおこなった財布。
  • 他の財布と比べてもカードがたくさん入るのに薄い。
  • 高級皮革「ナイルクロコダイル」の財布を3万円台で購入できる。

というメリットがある一方で、

  • 一枚革ではない。
  • ナイロンが使われている。
  • 縫製が少しだけ甘いかも。

この辺が少しだけ気になりましたね。

よっぽどの革マニアでもない限り、気になる人は少ないかと思いますが。笑

数あるクロコダイルの財布の中でも、安さと薄さを求めるなら最高だと思います。

しっかりとエイジングも楽しめて、本物のナイルクロコが楽しめる財布ですよ。

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