はい、今回はヤフオクで買ったコードバンの靴を手入れしてみよう!のコーナーです。
コードバンなんて初めて見たし、触ったし、手入れしたし、で大変でした。
最終的に邪道な方法まで使ってしまったため、靴の手入れ記事としては極悪な内容になっています。
古いコードバンの靴で悩んでいる人の参考になればうれしいです!
写真が40枚近くあってクッソ長くなる予定なので、めちゃくちゃヒマなときに読んでください!
この記事に書いてあること
コードバンの靴ってやばくね?
僕は仕事柄、一般の人よりも革に触れる機会が多いのですが、それにしてもコードバンを触る機会はありませんでした。
だって高いもん。。。
ですが、フリーランスから組織化へ移行するということで、そろそろ良い革靴が欲しくなってきました。
で、良い靴というとコードバンですよね。わかります。
狙っていたのはオールデンですが、いきなり新品を買うのは怖いので、中古のリーガルを買ったというわけです。はい。
手入れしたらコレぐらい変わるよ

ビフォー
で、肝心のリーガルのチャッカブーツですが、コードバンとは思えないぐらい激安で買ったので、もちろん状態が非常に悪いんです。
もうね、肌荒れしまくりのボロボロ。
コードバンってこんなんだっけ?っていうぐらいザラつき、ふくれ、シミ、コバ荒れなどなど、目につく場所がたくさんあります。
ワックスだけは塗られていたので、持て余して出品したんでしょうね。
・・・そういうの大好物です!OK最高!

アフター
ちなみにこれぐらいまでキレイにできます。
ノーワックスの素仕上げなので、ここからさらに光らせることもできますね。
上の写真と角度が違うけど他意はありません。撮りなおすのがめんどくさかっただけです。笑

ビフォー
違う写真もあります。
これなら分かりやすいはず!

アフター
ワセリンをめっちゃ塗ったのでシットリした質感に変わってるでしょ。
靴なのでここまで油分を入れて大丈夫かな?って思ったけど、やりすぎで丁度良いぐらいですね。
そもそも、タンナーでもあれぐらいオイルを入れてるのに、靴になったとたんに乾燥気味で仕上げるのもおかしな話ですし。
もし履いていて柔らかすぎるようなら天日干しで調整してみたいと思います!
コードバン靴の手入れ方法
最初に注意しておきたいのが、「このやり方は正規の方法ではない」ということです。
筆者は、一応革の知識はありますが、コードバンに特別詳しいわけではありません。(新喜皮革さんの見学に行ったぐらいです。)
なので同じやり方をして不具合が出ても責任は取りません。取れません(´;ω;`)ウッ…
冒険心と探究心だけで生きている人だけ先へ進んでください。
※良い悪いは画像で判断してくださいね。
というわけで、紐を外していきます。
チャッカブーツって穴が2個しかないんですね。そういえばチャッカは初めてです。
ブラッシング
紐を外したら、次はブラッシングをしていきます。
コバ周りとか、ステッチの間とか、細かいところも念入りにブラッシングしていきます。
なんかめっちゃホコリが溜まってました。さすが中古品。
コードバンは水に弱くて水拭きができないため、こういうブラッシングが効いてくるような気がします。コードバン初めてだけど。
ワックスの除去
靴みたいな汚れの酷いものには、こういう台拭きを使います。
画像のものはニトリの台拭きです。300円ぐらいでめっちゃ使えるので便利!
取り出したのはモウブレイのステインリムーバー!
これさえあれば、どんなワックスでも拭き取れるよ。という触れ込みを信じて買いました。
革に優しいらしいです。
こういう成分がよくわからない商品の口コミはあまり信じていませんが、「これで失敗した人がいない」っていうのは大事なポイントですね。
おおぅ、めっちゃ色が落ちるやん?
前に塗られてたクリームはバーガンディかな。
目立たない場所で試して良さげなら、全体を拭いていきましょう。
力を入れずに拭いていくらしいんですけど、革がめっちゃ乾燥しててリムーバーを吸い込むので難易度が高いです。
たぶん、普段メンテしてない靴の一番の山場がここです。頑張ってください。
ワックス除去したのは右側の靴ですが、全体を拭き終わったらツヤがなくなりました。。。
まぁ、最終的に困ったらまたワックスで光らせればいいだけなので、サクッと次にいきましょう。
ちなみに、こまめに手入れする予定なら、70%ぐらいで仕上げておくと革に優しそうな感じがします。
かっさ棒で毛羽立ちを抑えるよ(失敗編
コードバンといえば牛の角!
こいつで革表面をコロコロすると艶が蘇る!というアレです。
本家のアビィレザースティックは高かったので、かっさ棒という似たようなやつを用意しました。
お値段なんと7分の1!
うーん、なんか違う気がしてきた。
思っていたよりも全然キレイになりません。
色々と触りながら確かめてみた感じ、油分が圧倒的に足りてないです。
「そらそうだよなー、だってコードバンだもんなー。」
かっさ棒を使うタイミングが早すぎたようです。
クリームを塗るよ
気を取り直してクリームを塗っていきます。
画像は、塗り終わってから写真を撮ってないことに気がついて、慌てて撮ったやつです。
靴がすでにキレイになっています。笑
ペネトレイトブラシも持ってるんですけど、信用してないので指で塗ります。
ブラシでクリーム塗るのって難しくないですか?
革のクリーム関係って、慣れないうちはめちゃくちゃ薄く塗ってください。
画像は明らかに塗りすぎです。
※革の様子を見ながらやってます。
革がクリームをグングン吸い込んで上手く塗り込めません。
スポンジに塗ってるみたい。
なにこれ・・・?
初めての体験で戸惑いを隠せませんが、「コードバンってこういうものなんだ。」と気持ちを切り替えて先に進みます。
とりあえず蝋分が浮いてきたのでブラッシングしてみます。
これで光るはず。
うーん、光ったけどコレジャナイ感がすごい。
インスタとかで見るコードバンの靴って、もっと透明感なかったっけ?
写真の撮り方なのかな。
一応、かっさ棒を使ってもう一回伸ばしてみたけど、まだ全然油分が足りない感じでした。
もういっちょクリーム入れてみよう!
デリケートクリームを塗ってみる
水分が多いからどうなんだろう・・・って思ってたんですけど、とりあえず初めてなので何でも使ってみる姿勢。
最初に買ったコードバン靴が中古でよかった。新品でやると失敗が怖くて先に進めないもんね☆
デリクリだと水分はすごいけど、あまり油分はないみたい。3回塗ったのに変わりなし。
くっそー。
もうこうなったらアレしかない!
最終兵器登場!
良い子の味方、ヴァセリンです!
ヴァ!(下唇を軽く噛みながら)
ヴァ!(クールな感じで)
ヴァ!(NYでホットドッグを買ってる自分を想像しながら)
ヴァセリン!
やっぱり言いにくいのでワセリンっていいます!
このワセリン、オイルレザーのオイルに近いらしくて、革が乾燥しすぎているときに使います。
かなり効くんですけど、色味は変わるし、質感も変わります。本当に最終兵器です。
ワセリンはベトベトするため、塗っているときに他のところに付かないように気を使ってください。
ブラシを使うと大変なことになるので、とにかく指で均一になるように均すのみ!
薄く広げて、3回ぐらいで仕上がるようなイメージだとキレイに塗れると思います。
あと、ワセリンは普通のクリームと違って、なるべく暖かい部屋で塗るようにしてください。寒いと固まってワセリンが染み込みません。
最悪、ドライヤーやヒーターなどで温めるのもアリですが、温度管理が大変ですね。
向かって右側がワセリンで仕上げたほうです。
どうでしょう?
ワセリンの前に、シュプリームクリームとデリケートクリームを塗っているのが不安ですが、それなりにキレイな素地になったのではないでしょうか。
左側もサクッと終了。
最後に軽くシュプリームクリームを塗って磨いて終わりです。
うーん、色ムラが気になる。。。
乳化性クリームで色を入れるか、それとも均一になるまでステインリムーバーを使うか。
悩む。。。
かっさ棒を使わなくても、ワセリンだけでかなり表面が落ち着いていたので、じつはワセリンとコードバンの相性はいいのかもしれませんね。
あれだけあったキズやふくれ、水シミもほとんど無くなりました。
うまくいって良かった!
このまま仕上げたい気持ちを抑えて次回、脱皮へ向かいます。