30代を越えてくると、少し落ち着いた男らしい財布が欲しくなってきますよね。
エルゴポックはそんな男性に最適のダンディズムを感じる財布を作っている革小物メーカーです。
この記事に書いてあること
エルゴポックの特徴
エルゴポックは、
- 30代以上がターゲット
- メイドインジャパンだよ
- ビジネスユースを考えた質とデザイン
といった特徴のブランドです。「人間工学(ERGONOMICS)」と「新紀元(EPOCH)」の造語から名付けられたブランド「エルゴポック」。
「真面目だけど頑固ではない、上質で洗練されたスタンダードを目指す」というコンセプトでカバンを中心に革小物を制作しています。
メンズクラブやLEONなんかのメンズ雑誌でも取り上げられていて、スーツでも映えてカジュアルでも使いやすい財布を作っているんです。
運営会社は株式会社キヨモト
株式会社キヨモトは、1956年創業のカバンの企画製造販売を行う会社。
中国の青島に工場を構えており、OEMを中心にカバンや革小物の製作をしています。
そんなキヨモトが2005年に立ち上げたオリジナルブランドがエルゴポックなんです。
中国って聞いていいイメージが無い方もいるかも知れませんが、エルゴポックは完全に日本で作られた日本製の革小物ブランドなので安心してください。笑
株式会社キヨモトが携わってるブランドは「エルゴポック」の他には機能的な鞄が人気の「ENGAGEMENT(エンゲージメント)」があります。
オールメイドインジャパンだよ!
ここまで日本にこだわるか!というくらいメイドインジャパンです。笑
原皮選び、鞣し、製作まで全て日本で行っていると明記しています。
革は海外タンナーの革も一部使っていますが、基本的にはできるだけすべて日本産にしているようです。
なので、
- ファスナーやボタンなどの金具
- 裏地
- 糸
- その他付属品
これらを全て日本のメーカーや自社の商品を使って財布を完成させている「オールメイドインジャパン」なんですよ。
そこまでこだわって作るブランドも少ないのでいいと思います。
オールメイドインジャパン!でもリーズナブル!
日本産にこだわったら高くなるはずなんですが、価格帯がグッと抑えられています。
ラウンドファスナータイプだったら30000円以下、二つ折り財布になると2万円以下で購入することができます。
安いけどいい財布が欲しいという方にピッタリのブランドですね。
エルゴポックが使っている革
現在エルゴポックは11シリーズの商品展開をしているので、革の種類もかなり増えてきました。
ですが基本的に製品番号で管理されてたりするので分かりやすくなってはいますね。
ここでは定番シリーズのいくつかのレザーを紹介しますね。
ワキシングレザー(06シリーズ) | タンニンなめしをしたオイルレザーをロウでコーティングしている。 |
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グレイスレザー(GLシリーズ) | タンニンなめし&クロムなめしの混合なめしレザー。 |
アクアフローレザー(AFLシリーズ) | ロウを含んだレザーで水シボが特徴。 |
その他にも定番のコードバンやブライドルレザーもありますが、あまり説明しすぎると長くなるのであまり聞かないレザーだけを書いています。
エルゴポックさんは、革の産地をあまり明確にしていません。
革が好きな方にとってみたら、どこのタンナーの革なのかって結構気になるので、どこで鞣されて加工された革なのかを公表したらかなりファンが増えると思うんですよね。
※軽く調べてみたら、06シリーズやコードバンに関しては、日本のタンナーと明記されていました。基本的にはオールメイドインジャパンなんですね。
そのへんも含めて、これからオススメの財布を紹介していきますね!
エルゴポックのおすすめ革財布を紹介
06W-WTL メンズ長財布
サイズ | 190 × 90 mm |
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札入れ | 1個 |
小銭入れ | 1個 |
カードポケット | 12個 |
フリーポケット | 2個 |
素材 | 外装:牛革(ワキシングレザー) 内装:牛革(ヌメ革) |
生産国 | 日本 |
価格 | 20,000円(税抜) |
シンプルで上品ながらも収納力も完備した06シリーズの長財布。
カードも大容量で入り、カードをメインで使う方には嬉しい縦型収納になっています。
ちなみに、チラッと前項で書きましたが、06シリーズのワキシングレザーは日本のタンナーが原皮から鞣して製作した革です。
ワキシングレザー特有のムラ感と風合いがたまりませんね。植物タンニンなめしなのでしっかりとエイジングしてくれますよ。
06W-WT2 メンズ二つ折り財布
サイズ | 110 × 95 mm |
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札入れ | 1個 |
小銭入れ | 1個 |
カードポケット | 4個 |
フリーポケット | 3個 |
素材 | 外装:牛革(ワキシングレザー) 内装:牛革(ヌメ革) |
生産国 | 日本 |
価格 | 18,000円(税抜) |
こちらが06シリーズの二つ折り財布。エイジングを楽しみたいなら二つ折り財布がいいですね。
ワキシングレザーの持つアンティークな風合いを楽しむことができます。
札入れは2層式になっているので分けて収納できて便利です。
小銭入れのボタンがちょっと変わったデザインをしているのが可愛いですよね。
AFW-WTR ラウンドファスナー長財布
サイズ | 190 × 100 mm |
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札入れ | 1個 |
小銭入れ | 1個 |
カードポケット | 21個 |
フリーポケット | 2個 |
素材 | 外装:牛革 内装:牛革 |
生産国 | 日本 |
価格 | 28,000円(税抜) |
僕が一番オススメしたいのがこの「アクアフローシリーズ」です。
植物タンニンなめしのレザーを染色の際に大量のワックスを一緒に染み込ませ、最後に水シボを付けたオリジナルレザーなんです。
全面水シボのレザーは高級感が半端ないから好きなんですよね。
高級感だけではなく、キズが目立ちにくいので長くいい状態が保てますよ。
CVW-WTL 長財布
サイズ | 190 × 90 mm |
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札入れ | 1個 |
小銭入れ | 1個 |
カードポケット | 12個 |
フリーポケット | 2個 |
素材 | 外装:コードバン 内装:ヌメ革(牛革) |
生産国 | 日本 |
価格 | 49,000円(税抜) |
CVWシリーズは革のダイヤモンドでおなじみのコードバンを使用しています。
コードバンももちろん日本製。
日本でコードバンをなめせるのは新喜皮革だけなので、新喜皮革のコードバンを使っているといっていいでしょう。
さらに別の工場で水染めを行っているということなので、レーデルオガワでしょうかね。
レーデルオガワの水染めコードバンは非常に人気が高いのでテンションが上がりますね!
ただ内装は牛革を使っていて、全面コードバンではないので注意をしてくださいね。
もし全面コードバンだったら値段が跳ね上がりますからね。
コードバンはとても水やキズに弱く繊細なので取り扱いには注意が必要ですが、光沢が比べ物にならないほどキレイなツヤを放ちます。
BLW-WTL 長財布/札束入れ
サイズ | 190 × 90 mm |
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札入れ | 1個 |
小銭入れ | 1個 |
カードポケット | 7個 |
フリーポケット | 2個 |
素材 | 外装:ブライドルレザー(牛革) 内装:ヌメ革(牛革) |
生産国 | 日本 |
価格 | 32,000円(税抜) |
ブライドルシリーズもちゃんとあります!
この革については、日本製ではなくてイギリス製だよとしっかりと書いていました。
一般的にはイギリスで作った革のみを「ブライドルレザー」と呼びますからね。
イギリスで160年以上のタンナーと書いているので、おそらくクレイトン社のブライドルレザーですね。
まとめ
「OEMをやってる会社が立ち上げたブランドだよ!」って言われたら安物を想像してしまうのですが、
エルゴポックは思った以上にしっかりしています。
オールメイドインジャパンにこだわっていて、革の作り方を明記しているので割と安心して買ってもいいと思います。
縫製部分がはっきりと写った写真がなかったのが残念かなー。その写真があれば完璧だと思います。笑
それでも縫製部分も一般以上のクオリティに期待ができますよ。