【紹介&解説】GANZOのLIZARD5(リザード5)は最上級のトカゲ革を使用した財布だよ!

GANZOのリザード5の財布の画像

日本の革小物ブランドの中でもトップクラスのクオリティを誇るGANZO(ガンゾ)。

そんなGANZOでエキゾチックレザーを使った「LIZARD5(リザード5)シリーズ」をご存知でしょうか!?

セミアニリン加工で革の表情を大切にした最高級のリザード革財布。

今回はそんな「リザード5」の魅力を紹介していきましょう。

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GANZOのリザード革財布

GANZOのリザード5の特徴

GANZOのリザード5シリーズは、リザードレザーの中でも高級品と言われている「リングマークトカゲ」を使用しています。

同じリザード革として扱われる「テグー」の革よりも模様が小さくて細かいためリザードの中でも高級とされているんですね。

そして、リザードレザーの特徴はなんといっても細かく揃った鱗模様。実際に目で見ると、写真で見る以上に高級感を感じます。

革質はもとより、素材自体が軽くて薄くて丈夫なので、スーツにもピッタリ似合うんですよね。

あと、ビジネスユースをメインに考えて作られていて、価格帯は36,000〜69,000円代とエキゾチックレザーを使っているにしてはリーズナブルなのも魅力です。

 

高級品のリングマークトカゲを使用

リングマークトカゲ

リングマークトカゲはその名前の通り背中に丸い模様(リングマーク)があるんです。

元々は「ミズオオトカゲ」という名前なんですが、革業界では「リングマークトカゲ」、ペット用では「サルバトールモニター」と呼ばれていて、業界によって呼び方が違うんですよね。

皮革製品にする時には、このリングマークを付いたまま製品にするものと、丸い模様を落として使用されるものに分かれます。

とはいえ、リングマーク模様を活かした作りの革はクセが強くビジネス向きではありません。

そのためGANZOでは丸い模様を漂白して消したあと、それぞれの色に調色した革を使用しています。

僕たちの手元に届くまでに手間暇掛けているわけですね。

ちなみに、トカゲ革は背中の部分は小さなウロコ状、腹部の模様は細かい長方形の模様となっています。よく注意してみると鱗の違いがわかりますよ。

 

内装はイタリアのバケッタレザーだよ

ガンゾのリザードシリーズに使われているヌメ革

リザード5の内装は、イタリア産のバケッタレザー。

いい財布は内装にもしっかりとこだわっています。

トスカーナ州サンタ・クローチェのバケッタレザーということでバダラッシカル…….、うん、タンナーも絞れてきますね。笑

こちらの革はオイルをたっぷり含んでいるのでしっとりと手に馴染み、長く使えば使うほどエイジングによって色が濃くなり艶が増していきます。

リザード革を使い込めばウロコひとつひとつが輝いて透明感のある風合いへと変化していくため、とても相性がいいんですよね。

そもそもGANZOは全体のエイジングを考えて作られていますから、外と中の革の相性は間違いはないでしょう。

 

セミアニリン加工の革だよ

高級品のリングマークトカゲ

GANZOで取り扱っているリザード革は、オイルをなじませグレージングを施したセミアニリン加工の革を使用しています。

このセミアニリン仕上げがリザードレザーにとって結構良い染色方法なので、こちらも説明しますね。

セミアニリン仕上げというのは染色方法のひとつで、「染料染めと顔料染めの両方をおこなって仕上げた革」のことを呼びます。

革に染料を染み込ませる染料染めは、革の模様や質感がダイレクトに表現できるため、高級なコードバンやブライドルレザーによく使われていますよね。

セミアニリン仕上げは、染料染めをおこなった後に透明感のある顔料を薄く吹きかけています。

 

つまりセミアニリンだと、

  • 風合いが消えるけど丈夫な顔料染め
  • 風合いは残せるけど繊細な染料染め

この丁度中間になるため両方のいいとこ取りになるわけですね。

革の質感をあまり落とすことなく、顔料染めのメリットである強度を保つ事ができ、染料染めよりも水に強くなります。

またエイジングが遅くなるので、リザード革の購入時の高級感が長持ちするというメリットもあるんです。

ツヤ感も強くなるためリザード革には、とくに向いている染色方法だと言ってもいいでしょう。

 

GANZOのリザード5の財布を紹介

さてここからはGANZOのリザード5シリーズを紹介していきます。

GANZOのエキゾチックレザーシリーズは、数量も限られているためすぐに売り切れになってしまいます。

この記事を書いている現在も、ほとんどの商品が売り切れ状態。

次にいつ再販されるか分からないのでもし見かけたらラッキーですね。

 

ラウンドファスナー長財布

GANZOのリザード5のラウンドファスナー長財布

サイズ 9.5×20cm 厚さ2.5cm
札入れ 2個
小銭入れ 1個
カードポケット 12個
フリーポケット 4個
外ポケット 1個
キーリング 1個
素材 本体:リングマークトカゲ(セミアニリン仕上げ)
内装:イタリア産バケッタレザー(牛革)
価格 69,300円(税込)

やはりGANZO。抑えるところはしっかりと押さえていて期待を裏切りません。

ツヤのあるリザード革に合わせたデザインとなっていて、ファスナーの色はゴールド、コバの色がワインレッドで、全体的に高級感のある素晴らしい仕上がりになっています。

カードは12枚収納可能なんですが、マチが14cmと大きく開くので視認性もよく、取り出しやすいんですよね。

背面のフリーポケットは、ICカードや領収書などを入れると便利に使えますよ。

また小銭入れにはキーリングが付いています。

一見使いにくいような気もしますが、大切な鍵などを落とさないようにしまうことができるので、車に乗らない方やキーケースを持たない方にはメチャクチャありがたいんですよね。

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通しマチ長財布

GANZOのリザード5の通しマチ長財布

サイズ 9.5×19cm マチ1.6cm
札入れ 1個
小銭入れ 0個
カードポケット 8個
フリーポケット 2個
素材 本体:リングマークトカゲ(セミアニリン仕上げ)
内装:イタリア産バケッタレザー(牛革)
価格 63,800円(税込)

小銭入れがないので長財布というよりかは束入れと呼ぶのが正しいでしょう。

GANZOがハイブランドとして評価が高い理由として、縫製とコバの仕上げがキレイという点があげられます。

長財布はGANZOの縫製とコバを楽しむのにはもってこいなんですよ。

縫製ってシンプルな内装であればあるほど目立つんですよね。その点GANZOの縫製は本当に丁寧なので、見ているだけでもワクワクします。

この長財布の特徴としては、通しマチで新札のお札が100枚入るほど大容量という点。

小銭入れがない分、革が傷んだり小銭によるアタリが付かないので汚れにくいですよ。

 

二つ折り財布

GANZOのリザード5の二つ折り財布

サイズ 9.5×12cm マチ2.5cm
札入れ 2個
小銭入れ 2個
カードポケット 4個
フリーポケット 3個
素材 本体:リングマークトカゲ(セミアニリン仕上げ)
内装:イタリア産バケッタレザー(牛革)
価格 60,500円(税込)

二つ折り財布もしっかりと作り込まれていますね。

トカゲの模様が小さいので二つ折り財布に凄くバランスがいいんですよね。

セミアニリン仕上げは汚れが付きにくいので、型崩れさえ気をつければ高級感を保ったまま長く使用できますよ。

ツヤッツヤの財布に仕上げたい財布です。

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ラウンドファスナー小銭入れ

GANZOのリザード5の小銭入れ

サイズ 8.0×12cm マチ2.0cm
札入れ 0個
小銭入れ 1個
カードポケット 2個
フリーポケット 1個
外ポケット 1個
素材 本体:リングマークトカゲ(セミアニリン仕上げ)
内装:イタリア産バケッタレザー(牛革)
価格 36,300円(税込)

高級感のある小銭入れがほしいなら、リザード革に勝るものはないんじゃないかと思います。

スムースレザーよりも圧倒的な存在感を持ち、ツヤも強度もバツグン。

コイン室が2つあるので小銭を分けて収納するもよし、紙幣を入れるもよしのスタンダードにして使いやすい小銭入れです。

 

まとめ

GANZOのリザード5の財布のまとめ

使い込めば使い込むほどツヤがでて、手に馴染んでいくGANZOのリザード5シリーズ。

牛革とは違った紳士感や高級感があってかっこいいですよね。

もちろんスーツにもバッチリ合います!オシャレです。

エキゾチックレザーの中でも、ビジネスで使いやすい革なのでぜひ使ってみてください。

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